ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

謎の“クリスタル”トライアングル(吉田〜長門〜田中)。

2/4Pied Piper Daysのとき、 長門芳郎氏にお聞きしたかったことがある。 用事があり20時半に泣く泣く中座したため、 質問できなかった。 田中康夫・現長野県知事は1980年『なんとなく、クリスタル』で 作家デビューなさった。作品に関しては賛否両論があると…

ヨーロッパは、この坂の上で生まれた。

ティン・パン・アレーは、 N.Y.マンハッタン28番通りの名称である。 1800年代後半からブロードウェイ・ミュージカル の音楽に関係する会社が、この通り沿いに立ち 並び始め、鍋や釜などを叩いているような音が あふれていたため、この名称(Tin Pan Alley =…

こっちがリアル? あっちがヴァーチャル?

今日は、ありがとうございました。 生まれて初めてオフ会というものに 参加させていただいて…。 気の利いたことを書こうと、 ちょっとトライしましたが、 こういうときに下手なレトリックは 虚しくなるだけ。心のままに記します。 私にとって、今日は…、 200…

彼らの節目、彼らの変化。

3/21にリアル30周年をお祝いすると 記しておきながら、1週間すぎてしまった。 アルバム自体もこの週末にようやく入手。 どうもここのところ、慌しさや忙しさに 追い立てられる日々が続いてしまっている。 『ナイアガラ・トライアングルVol.1』、祝30周年。 …

『吉田箱』と身上話。

発売から1ヶ月が経ってしまった。『吉田箱』について話をしよう。 『Dark Crystal』『gazer』『Bells』『Stable(+Footsteps)』『REVELATION』の5枚を、SACDハイブリッド盤にしたBOXセット。 『Dark Crystal』『Bells』のNew Mixに期待して購入した。 音、…

サイバー・パンクと猫の街。

仕事で久々に幕張を訪れた。 90年代の終わりに、PC Expoとかのエキシビションで訪れて以来だと思う。この街が注目されだした80年代の終わりは、それこそ深夜ドライブで東関道を飛ばしてはるばる来たりしたものだ。 などということを朝、駅で降りて目的のビル…

桜は咲いたか。WBCはまだか。〔春分の随想〕

桜が咲いた。 WBCで日本はキューバに勝ち世界一になった。 季節と時代が、また進んだ気がする。 春分の日、昼と夜の長さが同じ日。 今日は何を聴こうかな? 大貫妙子さん「花・ひらく夢」かな。 80年代終わり野村證券の企業CMのテーマとして、2〜3年オン・エ…

薬師丸ひろ子さんは、ティン・パン系歌姫でもあった。

ハードディスク内蔵DVDレコーダーを購入してから、以前のVHSレコーダー時代に比べて、遥かに録画予約をするようになった。 興味があれば気軽に録画して、つまらなかったらそのまま消去すればいいし、テープの頭出しとか、重ねて録画してどのテープに何を録っ…

モノの作り方、線の引き方。

まるでイジメに遭っているようだ。 今仕事である印刷物を作りかけているのだが、その得意先の担当者から、これでもかと修正の指示が入ってくる。もう10回はやりとりしただろうか。これでだいじょうぶと思うと、新たな修正が入り、以前に訂正したところが復活…

忘れかけてた季節に、忘れかけてた楽曲を聴く。

このアルバムも…、30年。 30周年にかこつけて、前日の『泰安洋行』のように、今まで書きづらかったり書きたいことがありすぎて二の足を踏んでいたものを、書きまくってしまおうと思う。 吉田美奈子さん『FLAPPER』、これが『ナイアガラ・トライアングルVol.1…

勢いで語れ、『泰安洋行』。

やっと、このアルバムについて語れる。 このWeblogを始めたときから、いつか書こうと思っていたけれどムズカシかった。“30周年”にかこつけて、勢いで書いてしまおう。 細野晴臣氏『泰安洋行』、76年7月25日発売。エキゾティック三部作ともトロピカル三部作と…

周年への執念。

“〇〇周年”絡みの仕事に苦しめられている。 “周年”の憂さは“周年”で晴らすべく、今日は“周年”の話を。 「ナイアガラ・トライアングルVol.1」30周年記念盤が、本当の発売30年後の3/21に出るらしく、近くなったらまた盛り上がるとして、この3月ヒトケタでネタ…

春一番の翌々日に。

月曜日(3/6)に春一番が吹いたらしい。 ちょっと今バタついていて、感慨にも情緒にも浸れなかったので、せめてこのWeblogに記しておきたい。 春一番は、立春から春分の間に初めて吹く南風のことらしく、期間が定められているということは、春一番が吹かない…

『沖で待つ』を読んだら、「少しだけ…」を聴きたくなった。

芥川賞受賞作は、月刊『文藝春秋』で読むことにしている。 書籍で買うより安いし、審査員の選評も読むことができるから。 毎回必ず読んでいるわけではない。数年前17、18歳の少女が芥川賞と直木賞を各々受賞したときなど、『文藝春秋』は購入したものの結局…

引算の美学。適度な湿度。

久世光彦さんが亡くなられた。 演出家として、作家として、好きな方だった。 先週末だったか「寺内貫太郎一家」DVD BOXが 出るのを知り、買おうかどうか迷っていた矢先に こんなことになってしまった。 演出においては、「寺内貫太郎一家」最終回が忘れられ…

言葉はメロディーを持っている。

いや、何がイヤって、あの「メ〜ル」という発音。 昨夜のニュース番組、例の記者会見があったせいか、各局とも「メ〜ル」「メ〜ル」のオン・パレード。別の記者会見である荒川選手の帰国会見が見たくて、サッカーの合間や終了後にニュース番組をザッピングし…