ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今デビューしても新しいだろうな。矢野顕子「Japanese Girl」

ティン・パン・アレーの女性アーティストをまず取り上げていますんで、 今日は矢野顕子さん。子連れの天才少女として、世の中を騒がせた1976年の デビュー・アルバム「Japanese Girl」。 いや、もう、はっきり言って、2005年の今このアルバムでデビューした…

大貫妙子さんのデファクト・スタンダード。「MIGNNONE」

吉田美奈子さん、松任谷由実さんと続いたので、今日は大貫妙子さん。 今回は直球勝負で初期代表作といえる「ミニヨン」を取り上げようと思います。 ソロ・デビューして「グレイ・スカイズ」「サン・シャワー」の二枚のアルバムを クラウンから発売。質的な評…

ティン・パン系にとって重要な意味を持つ。ユーミン79年「OLIVE」

*文中敬称略にて失礼します。 吉田美奈子を「MINAKO」で始めたと思ったら、 ユーミンは「OLIVE」から。オイ、何考えているんだよ! という賢明なる諸氏からのボヤキが聞こえてきそうですが…。 「ティン・パン・アレーのSIDEWAYS」ですから。タイトルが。 テ…

30年後の自己再評価!?「MINAKO」

基本的に1日1テーマというかたちで進めていきます。 当面はティン・パン系のアーティストのアルバムや楽曲に まつわるあれこれを記していくつもりです。 まずは、ティン・パン系の歌姫の中でも最も好きな吉田美奈子さんの 1975年のアルバム「MINAKO」。 記念…

本当は、9.21に始めたかった。

ティン・パン・アレーのアレー(alley)は「小路」「小さな道」の意。 サイドウェイ(sideway)は「わき道」「横道」の意。 本物や宝物は、いつだってメイン・ストリートからちょっと入ったところにある。 ティン・パン系の音楽や、「SIDEWAYS」のような映画…