ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フォーク喫茶とシステム障害。

会社が引っ越して約2ヶ月経った。 昼休みにランチがてら、周囲を散策するのが楽しみだ。 脇道や横道を、それこそアレー(Alley)やサイドウェイ(Sideway)を、 気の向くままに彷徨う約一時間の逃避行。 一時間が一生になっても、私の場合 「気の向くままに…

コクーンが揺れる6月。

金曜日、渋谷・コクーン歌舞伎 「夏祭浪花鑑」へ。 歌舞伎を観るのは生涯三度目だが、 今回は過去二度とは比べものにならないほど 感動した。最後、ジ~ンとして涙が出るほどだった。 演目がわかり易いのが大きいのだろう。 演出がコクーン歌舞伎ということで…

理由が、わかった。つながった。

真山仁『マグマ』を読み終えた。 またもや、素晴らしい作品だった。 当作品の内容についてはひとまず置いておいて、 「私がなぜ真山作品に惹かれるか」 この本を読んで、また先日あるテレビ番組を見て、 理解できた気がしたので、それを先に記したい。 NHK教…

季節外れのクリスマス・ソングは、2008年のバースデイ・ソング。

先日のキリンジLive以来、僕のiPodでは 「千年紀末に降る雪は」がヘビー・ローテーションを続けている。 Liveでは終盤に演奏され、季節性を度外視しても クライマックス部分にこの曲を持って来るあたりに 彼らの楽曲への強い思いを感じた。 「永久凍土」「千…

「イマイチ」と「よかった」のあいだで。

土曜日、目黒ブルース・アレイでの 吉田美奈子×河合代介Liveへ。 昨年12月(からだったはず)から、 この会場、この編成で、3ヶ月に一度Liveをやる と宣言され、3月そして6月と足を運んだ。 それ以前にも、横浜モーション・ブルーや池上本門寺や この目黒で…

聴けない平均律、時間の不文律。

水曜日、浜離宮朝日ホールの 高橋悠治ピアノコンサートへ。 バッハ『平均律クラヴィーア曲集』を 高橋氏のピアノで聴けるというので楽しみにしていた。 19時開演というのがちょっと気になったが、 今の会社からならタクシーで10分ぐらい。 何とかなるだろう…

感情が次々と湧き起こる。感想が続々と押し寄せる。

土曜日、キリンジLiveを聴きに 渋谷C.C.Lemonホールへ。 おっと、渋谷公会堂と書きそうになった。 ホールや体育館やスタジアムに、企業名や商品名を付けるの あまりカッコイイと思わない。 C.C.Leomonが廃盤商品になったら、名称も変更になるのだろうか? 間…

「地球最後の戦い」?

この見出しはないんじゃないかなと思った。 今日(もう昨日になってしまう)6月13日金曜日の 朝日新聞の一面「『環境シンポ』きょうから」という記事の見出しに、 「地球最後の戦い」という文字が。 ご丁寧に「本社主筆 船橋洋一」との署名入り記事。 「地球…

11年遅れの愛聴盤。

前回の書き込みからちょっと 時間が経ってしまったので、 今日はそうタイミングの話。 食品に賞味期限があるように、 音楽にも賞味期限があると思う。 そう、特に、新譜は。 新鮮なうちに繰り返し聴かないと、愛聴盤になるのは難しい。 そんなことを、11年前…