ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月の久々。

このアルバムも五月、 いや4月25日に発売されたらしい。 23年前の。 1984年の5月によく聴いた。 竹内まりや『VARIETY』。 結婚によるブランクで前作から3年ぶりのアルバム、 かなり久々と当時思ったものだが、その後のリリース間隔を考えると、 ゼンゼン久々…

五月のカオス。

21世紀になって初めての 5月の出来事だったと思う。 ひょっとしたら4月30日かも知れない。 「4.30」か「5.2」という数字を、 録画したVHSテープのシールに記した覚えがある。 「地雷ゼロ」を提唱する特別番組がTBSのゴールデンで放送された。 そのテーマソン…

サザエさんか。BEYONDか。

日曜日、目黒Blues Alleyの 吉田美奈子&河合代介Liveへ。 3月のSTB139でのザ・バンドLiveは チケットがありながら急用で行けなかった。 今回は当初行けなかったが何とか時間ができたため、 当日券で駆けつけた。 目黒で、横浜で、池上で…。 このデュオLive…

音羽のユーウツ。

〔ティン・パン・アレーを訪ねて〕第12回 YMO『BGM』は、LDKスタジオで録音された と思って、ちょっとWebで調べてみたら、 違っていた。LDKスタジオは、 YENレーベルの専用スタジオだから 1982年だ。誕生したのは。 最近家のPCから書き込みができなくなり、 …

ピークを刻むビート。

そのプロジェクトなり、 コラボレーションが、 絶頂を迎えたとき、 教授こと坂本龍一氏は ドラムを叩くのだろうか? YMO「CUE」はアルバム『BGM』でも、 教授が叩いているんですよね? (81年ウィンター・ライヴだけということはないはず) f1ゆらぎのような…

iPodはYMOでいっぱい。

思いがけず行けたHASのLiveが 思いのほか尾を引いている。いや 思ったとおり引きずっている。 今日は昨日のつづきを。 「Liveは、文字通り生きもの。 実際に観て聴いて、心が動いたことがすべて」 こうした発言をよく耳にするが、長い間、私は意味が理解でき…

観られた幸運、感じた永遠。

今日。というか土曜日。 (家のPCから書き込めなくなったので、 月曜日にアップロードするため) パシフィコ横浜で、 細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一、 Human Audio Spongeのライヴを観た。 いや、観れた。今回も先行予約は外れ、 直前にサトーさんに救ってい…

TRIBUTE

藤原伊織さんが亡くなられた。 ショックだった。 ほとんどの作品を読んだ。 “痛快”の描き方が好きだった。 心に傷を負いつつも、前を向いている。 絶望を知りつつも、希望を抱いている。 そんな登場人物に感情移入した。 あれは『ひまわりの祝祭』だったろう…

十月と五月は似ている。

大貫妙子『A Slice of Life』も 五月に似合うアルバムだ。 発売は1987年10月で、 ずっと秋の爽やかな空が似合うアルバムだったが、 ある時期から5月が似合うようになった。 あれは、2001年だったろうか? 21世紀になってから記憶が曖昧で 自分の中でクロニク…

KIRINJIの私的パブリック・イメージ。

今年は順調に五月晴れがあってうれしい。 一年でいちばん好きな月は、五月。 一年でいちばん好きな気候は、五月晴れ。 そんな五月に合う音楽を、 アルバム単位で、ここ数日取り上げてみたい。 キリンジ、1998年の1st『ペイパー ドライヴァーズ ミュージック…

明日の風より、今日の風邪。

どうやら今年は、 きちんと五月晴れがある年のようで。 去年は悲惨だった。 中旬から雨ばかりだった記憶がある。 とは言っても、寒暖の差は大きく、 連休に東へ西へ大移動した私は、 疲れと10連休後の仕事量に圧倒され、 風邪を引いてしまったようだ。 熱は…

Power Pointの空論。

机上の空論というより、 Power Pointの空論というカンジ。 今、あるイベントの制作物をつくる仕事をしている。 イベントの開催日は迫っているのだが、必要な情報が全く揃わない。 ずっと続いているイベントなのだが、 今回は内容をこう変えて、運営方法もこ…

1973年の大賞曲も名盤も。

1973年のゴールデン・ウィークのある日。 (「連休」より、こう言うほうが昭和48年っぽい) 10歳になる前、小学4年生の僕は、 利根川にサイクリングに出かけた。 何かのイベントだったと思う。子供たちが数十人集い、 川原で遊びお弁当を食べた。 20代前半の…

フィトンチッド・ミュージック。

東へ、西へ。 今年の連休は、精力的に飛び回った 動き回った日々だった。 連休最後の昨日は、横浜へ。 一ヶ月前に訪れたときよりも、緑が鮮やかになっていた。 新緑が雨に濡れ、何ともいえぬ匂いを漂わせていた。 フィトンチッド、 新緑の精気が辺り一面に漂…