ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

昨夜のIt's a Poppin' Time.

tinpan19732006-02-17

オープニングは決まってる。竹内まりや「五線紙」。
ついに、当たり前のように歌える時代がやって来た。
この歌を求めて六本木中を駆け回ったこともあったっけ。

イントロに合わせ指を鳴らし、ハミングする。
歌うは、元オールナイターズのMさん。
あなたのウェディング・パーティのお土産にいただいた
カセット・テープにもこの曲は収録されていたっけ。
♪あの頃の僕らは 美しく愚かに 愛とか平和を歌にすれば〜
せつなくてスバラシイ楽曲だ。

つづいては、山下達郎「MORNING GLORY」。
ナルホド夫婦つながりね。各々のヴァージョンが世に出ている曲だ。
歌うは、同期ながら今や上場企業社長のY。

次は僕だ。大貫妙子「若き日の望楼」。
いわずもがなシュガー・ベイブつながりということで。
「こんな歌が、あるんだ…!?」
あるんだよ。曲数16万曲以上だもん。
「この曲に出てくる酒場、ずっとパリのセーヌ左岸だと
 思っていたけれど、グリニッジ・ヴィレッジなんだって…。
 ビートニクだよ! ビートニク
 プロデューサーの人に教えてもらったから間違いない。
 四半世紀ぶりの疑問解決!」

その後も僕たちは、吉田美奈子「時よ」を達郎バージョンの歌詩で歌い、
故・安井かずみさんに敬意を表してジュリー「あなただけの愛」を捧った。
80年代半ばのお気楽学生だから、ユーミンとサザンだって当然知っている。
シブめの曲を選ぼうということで、
Mさんはユーミン「さみしさのゆくえ」(『14番目の月』)を。
僕はサザン「思い出のスター・ダスト」(『NUDE MAN』)を。
Yは「ミス・ブランニュー・ディ」(『人気者で行こう』)、
ちょっとメジャーすぎないか?

以上、昨夜の僕らのポッピン・タイム!
学生時代の仲間と久々に集い、二軒目カラオケBOXで歌いまくった。

同じような音楽を好み、同じようなカッコイイを求め、
同じような時間を過ごした僕たち…。
20年経って、かなり違う生活を送るようになったけれど、
たまに会えば、あの頃の歌を、誰に気を遣うでもなく、
歌いまくることができる。
ありがとう! 楽しかった! また行こう!

昨晩のカラオケBOXの様子をできるだけLiveで記すべく。
アーティストの方々には敬称略で失礼いたしました。