ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

「夫婦放談」を聴いたら、ご結婚前の作品を聴き直したくなった。

イメージ 1

同じ会社の同じ達郎ファンの方から、「年忘れ夫婦放談」と「新春放談」を録音したMDを
借りた。ここ数年、借りることが恒例となってしまった(毎年、ありがとうございます!)。
今日は、まず「夫婦放談」の感想などを。

うれしかったことが、3つあった。

1.「ブルー・ホライズン」が2ヴァージョンあるのを知った。
レコーディング当日に集ったスタジオ・ミュージシャンが、
村上D、小原B、松木G、佐藤Kだったため、
作曲家・達郎氏が、「このメンバーだったら、よりR&B色の強いシャッフルを」
と、座付き作家の発想で、現ヴァージョンを急遽用意されたそうだ。
Nov46氏によると達郎氏ヴォーカルのデモ・テープがスゴイらしい。
「Every Night」(4th『Miss M』収録)達郎ヴァージョンが、
『For You』のヴォーナス・トラックとして収録されたのだから、
この達郎ヴァージョンもぜひ聴かせてほしい。
それから、未発表の別ヴァージョンも。

●「ブルー・ホライズン」(2nd『University Street』収録)、
●「ラスト・トレイン」(5th『Portrait』収録)。
大貫妙子・作詩、山下達郎・作曲のこの2作はゼッタイに名曲だと思う。
お二方のヴォーカルでも聴いてみたい。

2.「待っているわ」What's HIP+佐橋ヴァージョンが聴けた。
渡嘉敷D、岡沢B、松木G、佐橋G、野力Kをバックに
スタジオ・ライブでレイド・バックした「待っているわ」が聴けた。
この曲、3rd『LOVE SONGS』のB面の曲だったな。たしか
アナログで持っていた。未だに歌詞覚えてる。CDを買い直したくなった。

3.「輝くスターリー・ナイト」を久々に聴いた。
作詩:高橋ユキヒロ、作曲:細野晴臣
細野さんヴォーカル入りデモ・テープがあるらしい! 聴いてみたい!
1st「Beginning」からして、作家陣、バックUPミュージシャンがスゴすぎる。
そういえば、このアルバムもCDでは持ってないなぁ。

竹内まりやさんは、ご結婚後よりもご結婚前が圧倒的に私は好きです。
前述の「ブルー・ホライズン」「ラスト・トレイン」に次の曲を加えた4曲が、
私にとってのまりやさん四大名曲ってカンジです。
●「五線紙」(3rd『LOVE SONGS収録』作詩:松本隆/作曲:林哲司
●「僕の街へ」(5th『Portrait』収録)作詩・作曲:竹内まりや


4年前の達郎さんのRCA/AIR時代のヴォーナス・トラック&詳細楽曲解説入り再発
のようなことを、RCA時代のまりやさんでもやってください。
それなら文句を言わず、ぜんぶ揃えます!
(ご結婚前のまりやさんの作品を、再認識・再評価したこと。
 これもNov46氏のおかげですね。ありがとうございました!)