ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

二つの忘年会と東京ドーム。

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今日あたり、巷は忘年会のピークだったのだろう。
私も二つハシゴしました。
ひとつは六本木界隈で仕事関係、もうひとつは学生時代の仲間たちと
後楽園のスパ「ラクーア」で風呂入って宴会という会でした。

ラクーア」は初めて行きました。ひとつ終えてからの合流だったんで
そんなにゆっくりできなかったけれど、寒さのせいか風呂はキモチ良かった。

後楽園の駅から「ラクーア」まで、右に東京ドームがすぐ近くに見えた。
遊園地のジェットコースターの線路が近くを走っていて、
ユーミン「ようこそ輝く時間へ」(1982年『PEARL PIERCE』の1曲目)
♪夜空に浮かんだスタジアム カプセルに乗って覗いたら歓声が舞い上がる
というフレーズを想い出した。
(ドームができる前。後楽園球場の時代のシチュエーションですね)

東京ドームは、マドンナだが、マイケル・ジャクソンだかのコンサートで
来たな。バブル期のクリスマス時。
(どっちだったかな? 両方観たような気もするが、
 チケットからして、カネ払って買っていないと思う。
 コンサート自体もそれほど悪くはなかったと思うが、
 “外タレの日本巡業”的匂いがどうしてもして厭だった。入り込めなかった)

その一回か二回だけだっけ?
イヤ。そんなことないよ。想い出した。忘れちゃいけないよ。
1993年6月YMO“再生”コンサートがあったじゃないか!

しかし、あのコンサートも、どこか“外タレの日本巡業”と同じ匂いがした
というか、経済の論理が先に立ったカンジがして、楽しめたかというと「?」でした。
なんか無理やりカンドーしようとした自分が厭でした。今振り返ると…。

というわけで、東京ドームと私は、音楽面ではあんまり相性良くないようです。
あれだけのキャパシティでコンサートをするわけだから、
経済的側面が際立つのもわかるけどね。慈善事業じゃないんだから…。

などと、ラクーアの風呂につかりながら想った夜でした。