ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

週刊の習慣。

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音楽を聴くこと、文章を読むこと、映画を見ること。
この三つのことは、御飯を食べることと同じくらい
私にとっての日常になっている。

音楽を聴くことについて今まで主に書いてきたので、今日は
文章を読むことについて書いてみよう。

インターネットで皆さんが書かれたページを読むことは楽しいし、
書籍でミステリーや小説を読むことも好きだ。
日常的行為、ということなら、WEEKLYカレンダーになっていることが二つある。

ひとつは、月曜日か火曜日。雑誌で読むエッセー。
サンデー毎日」連載の中野翠さん『満月雑記帳』。
この連載、文庫本になると必ず購入している。
1985年ごろから書かれていると思うから、もう20年か。
今は会社に届く雑誌を毎週立ち読みしている。
映画に関する文章が特に好きだ。
世の中や物事を、ちょっと辛口にシビアに見つめたいとき、
私は中野さんの眼になっている(つもりだ)。

もうひとつは、木曜日の朝、新聞で読むエッセー。
朝日新聞」水曜夕刊連載の三谷幸喜さん『ありふれた生活』。
和田誠氏のイラストとともに、ユーモラスに三谷氏の日常が描かれる。
私は前日の夕刊は、翌朝電車の中で読むのが常なのだが、
これから仕事に向かうユーウツな気分を忘れさせてくれる。
それどころか、車中なのに声を出して笑ってしまいそうになったりする。
世の中や物事を、ちょっと面白おかしく見つめたいとき、
私は三谷さんの眼になっている(つもりだ)。

中野さんや三谷さんの視点や文体に、
このブログは確実に影響を受けていると思います。