ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

美奈子さんのライブが貴重だった最後の年!? 94.12.21恵比寿ガーデンホール

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細野さんのチケット、公式ホームページ先行予約はダメだったようだ。
気を取り直して、イープラスとぴあの先行予約にかけよう。

さて、年末のライブといえば、このところ吉田美奈子さんが
コンスタントに12月にライブを行ってくれるのがうれしい。
ここ数年、スウィート・ベイジルに、何度足を運んだことだろう。

95年、BMGビクターと契約して「Extreme Beauty」を発表する以前は、
こうじゃなかった。ファンクラブも、公式ホームページもなく、
(そもそもインターネットが普及しだしたのは、Widows95発売以後だが…)
雑誌「ADLIB」の情報ページがほとんど唯一の情報源。

94年12月21日の恵比寿ガーデンホールでの
中西康晴氏とのデュオ・ライブのときなど、
開催当日に「ADLIB」を読みライブを知り、
すべての仕事を投げ出して駆けつけたものだ。

当然チケットは無し。当日券が有るとの期待は適わず、
熱心なファンが「チケットを譲ってください」という看板を掲げ、
順番に列を作っていて、私もそこに並んだ。

この時代の美奈子さんファンは思いやり・助け合いの精神があったというか、
「ライブの絶対数が少ない美奈子さんが聴ける貴重な機会、
ひとりでも多くの人とわかちあおう」という雰囲気が充満していた。

並んだ人びとは、順調にチケットを手に入れていき、いよいよ私の番。
ラッキーなことに関係者用チケットが一枚余っている方に
声をかけていただいた。

関係者用のため当日のセット・リスト(写真および下記参照)もいただいた。

BACK IN TOWN
時の向こう
午後
WINDY
(MC)
DECEMBER RAIN
PAVEMENT OF LIGHT
時よ
(MC)
RAINY DAY
AIRPORT
LIBERTY
(MC)
TOMORROW
STARBOW
時間をみつめて
(MC)
MORNING PRAYER
CORONA
CHRITMAS TREE
おやすみ
(EC)
星の海

「時の向こう」「午後」「RAINY DAY」「AIRPORT」といったアルファ時代の曲は、
今ではめったにライブで聴けない。
「December Rain」はご本人も「本邦初公開!」とおっしゃっていた通り、
ここで初めてライブで聴いた。
翌1月にシングル発売およびアルバム収録されることになる
「Liberty」は圧巻だった。
「Christmas Tree」は皆で合唱した。
(1990年12月、東京グローブ座での「gazer」ライブからの習慣)
(訂正:1990年3月 日清パワーステーションでの富樫氏とのデュオ・ライブからの習慣)

その前年1993年の中野サンプラザでのライブも素晴らしかった。
紙数が尽きたので、この話は、またの機会に。