ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

初夢放談

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新春にふさわしく、今日は初夢について書きたいと思います。

はっぴいえんどティン・パン・アレーの音楽ファンとしては、
いつも夢見ているのは、やっぱり彼・彼女たちの共演・競演・コラボレーション。
70年代には当り前のように行われていた共同作業が、
80年代には各々がアーティストとして足場を確立し、
90年代からはほとんど横のつながりが失せてしまい、
ファンとしてはうれしくもあり(各々が各分野で第一人者になったという意味で)、
かなしくもあり(音楽の楽しさって、やっぱり人と人との共同作業だと思う)
の日々を過ごしてきた。

今年は、山下さん・大貫さん・矢野さんがソロ・デビューして30年。
ユーミンは荒井さんから松任谷さんに姓が変わって30年。
美奈子さんは名作「FLAPPER」リリースから30年。

あの頃に劣らない、次のようなコラボレーションが実現しないものでしょうか?

●年末にも書いたけれど、純粋キャラメル・ママ(細野・林・鈴木・松任谷)と
 鉄壁コーラス(山下・吉田・大貫)がバックUPするユーミンのLive。
 (純粋キャラメルとは76年NHKホール「14番目の月」コンサート以来)
 (鉄壁コーラスとは74年日本青年館のクリスマス・コンサート以来?)

●これも折りにふれ書いているけれど、
 山下達郎さん・吉田美奈子さんが作詩・作曲で、コーラスで、Liveで、競演してほしい。
 (作詩・作曲は、83年『MELODIES』収録の「BLUE MIDNIGHT」以来)
 (コーラス競演は、95年『EXTREME BEAUTY』以来)
 (Liveは? 81年ピット・インのプレイヤーズとのセッション以来?)

坂本龍一氏による大貫妙子さんのアルバム・アレンジ。
 (97年『LUCY』、やっぱりヨカッタ)

矢野顕子さんのアルバム制作への坂本龍一氏の参加。
 (これは、もうムリか。いいや初夢だから…)

というカンジで、ここ数年、私はずーっと同じ夢を見ている。

ところで、
細野・高橋・坂本の競演が2003年SKECH SHOW「LOOP HOLE」で実現したが、
こういう力が入っていないコラボレーションを上記●にも求めたい。
93年YMO再生のような大掛かりなプロジェクトになってしまうと、
肝心な音楽にファンも集中できなくなる気がする。
(カルチャー的には楽しかったけどね。バロウズとか使っちゃうし)

※年末のアクシデントにより本日から自宅のPCがしばらく入院します。
(だましだまし書き込みはできるんですが、ちょっとコードに触れると電源が落ちる)
 復活するまでしばらくは不定期更新となりますが、ご容赦ください。