ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

1989年は、どこまで1975年だったか?

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※PCの調子が悪くなったため、音楽でいうところのラフMIX状態ですが、
 今年やりかけたことなので、ひとまず以下記しておきます。

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1989年は、どこまで1975年か?
1989年と1975年の類似性の検証(というほど大袈裟なもんじゃないですが…)が、
そのままになってました。

今年も残り少なくなって来ていて、「今年の汚れ、今年の内に」という例えもあるので、
今日はその辺りのお話を。

YMOがキーなんだと思う。やっぱり。

▼1975年
「トロピカル・ダンディ」「ナイアガラ・ムーン」「バンド・ワゴン」
「ほうろう」「SONGS」「コバルト・アワー」

▼1978年 YMOデビュー

▼1980年~
YMOブーム、「ロン・バケ」「ライド・オン・タイム」大ヒットにより
はっぴいえんど~ティン・パン系アーティストの評価

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▼1989年
「オムニ・サイトシーング」「JOY」「ダーク・クリスタル」
「Welcome Back」「Beauty」「天晴」

▼1993年 YMO再生

▼1995年~
オリジナル・ラブピチカート・ファイヴ小沢健二
渋谷系”アーティストのブレイクにより、彼らの先達としての
はっぴいえんど~ティン・パン系アーティストの再評価


というカンジで、彼らの傑作アルバムが出た3年後にYMOが何かして、
それから2~3年後に彼らの音楽が注目を浴びる。
というカンジで、ほぼ15年周期であると思っているのですが、
みなさんどう思いますか?

本当は89年の傑作アルバムたちは90年に出るべきだったのだが、
当時の「80年代の終わりと90年代がやってくる」プレッシャーは、
今思うと「21世紀がやってくる」以上にカルチャー的には重いものがあり、
(私は、このため仕事を変えたほど…)
細野さん始め時代に敏感なあの方たちは、本来90年にやるべきことを
一年前倒しのしたのだと思う(ちょっと仮説として強引すぎるかな…)。

1985年のはっぴいえんど再結成と、
2000年のTin Panアルバム発売&コンサートの間も15年。

78年YMOデビューと、93年YMO再生の間も15年。

とすると、来年の2006年は…?