ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

大寒から立春をともに過ごした曲。

tinpan19732011-02-12

この一ヶ月、僕のiPodで最も頻繁にプレイされたのは、
次の3曲だと思う。

教授の韓国公演パブリック・ヴューイングで感動して、
iTunesamazonで購入した曲である。


まずは「ハッピーエンド」。


韓国公演の音源をまるごとiTunesで購入して、
アルバム『/05』はamazonで購入して、
でも、これ、確かオリジナルはYMO『BGM』だよなと思い、
『BGM』…。21世紀になってソニー・ミュージック・ハウスから
YMO紙ジャケ盤が発売になったとき、買ったような買わなかったような…。
確かアルバム3枚買うと、特典だったOmiyage本が貰えて、
1stアルバムと2ndアルバムを買って、もう一枚が『BGM』を買ったのか?
『パプリック・プレッシャー』を買ったのか? 記憶が飛んでいる。
CD棚でちょっと探してみたがこの紙ジャケ盤が一枚も見つからない!


そんな矢先iTunesYMO音源が発売になったとのニュース。
これ幸いにと『BGM』を購入して、「ハッピーエンド」を聴いてみた。
スゴイ! 『BGM』と『/05』では全く別の曲に聴こえる。
しかし、このメロディー…、クセになる。


ちょっとロシア民謡っぽいというか…、
トルコから中央アジアウラル山脈を感じる旋律なのですが、私にとって…。
「Zero Landmine」にも同じような印象があります。
ロシア、トルコ、中央アジア…。どうなんでしょう?
subterraneanさんに今度聞いてみよう。


つづいて「Undercooled」。


韓国公演でのMC Sniperとの競演が鮮烈だった。
オリジナルを聴いてみたくなって、アルバム『CHASM』を
amazonで購入した。この『CHASM』の時期が、
僕が教授から最も離れた時期かも知れない。


千のナイフ」「東風」の時代からお馴染みの、
オリエンタルなメロディーに乗るハングル語(ですよね?)のラップ。
さすが!と思わせる足し算。


3曲目は「Shining Boy & Little Randy」。


この曲は、韓国公演とは無縁だけれど、アルバム『/05』を電車の中で
通して聴いていて、この麗しい楽曲に夢中になった。
アルバム『Beauty』のテーマ・コンセプトを体現したような楽曲だと思った。
これからOn-The-Goで聴きまくるために、曲名をチェックしておこうと
リストに戻る。


「Shining Day & Little Rain」と読み間違えた。
(視力低下? イヤ液晶画面がそろそろ寿命なのだ!)
ウ〜ン! タイトルも素晴らしい。
晴れ渡っっているに、ほんの少しパラつく雨。
その麗しさを表現しているんだ!
などと、誤解が脳内で増殖していく。
今、この文を書くために、アルバム『/05』で楽曲名を確認して
初めて間違いに気づいた。恥ずかしい!
(でも「Shining Day & Little Rain」のほうがイイと思いません?)


以上、ここ一ヶ月ぐらいの、私のリスニング・ライフ。