ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

見聞いや観聴・備忘録。

tinpan19732010-01-30

年末年始の一瞬のブレイクなど無かったかのように、
慌しく過ぎ去る日々。流されていると、先日のユーミン
BS番組のように、知らずにスルーしてしまう感動も多い。


イヤ感動したことすら忘れてしまうほど、
毎日が忙しく過ぎていくので、ここに記しておくことにしょう。


大貫妙子『ピュア・アコースティックLive』1/23(土)NHK BS2

一週間前のユーミンの番組のように見逃すことのないよう
しっかりBSまでチェックして録画した。
ライヴそのものは観に行ったので、番組ではインタビュー等
ライヴ以外のシーンが興味深かった。
井の頭公園を歩く大貫さん。杉並区ご出身だから小さいころ
よく歩かれたのだろう。
数年前NHK『SONGS』に出演されたときは、現在のお住まいの近く
葉山の海岸を歩かれていたっけ。“日常の先に音楽がある”
日常を大切にされる大貫さんらしさを表現した演出だと思った。


牧村憲一氏ご出演のJ-WAVEラジオ番組 1/22(金)

去年まで住んでいたところは、FM放送が良く聴こえなかった。
ある日受信状態が悪くなってしまった。ラジオをあまり聴かなくなった。
引っ越してマトモになったので、ラジオのエア・チェックもこまめにしょうと
思ったことを思い出した。朝新聞を読んでいたら牧村氏の文字が…。
録音して聴いた。まず、この方のポップ・ミュージックの歴史観が好きだ。
篠原章氏○、富澤一誠氏×の私にとってグッとくる歴史観と言える。
あとは音楽への愛情。ネガティブな状況であっても肯定を忘れない、
音楽を信じている気持ちが、放送から漂って来て心地良い。
ただ番組自体はちょっと薄味に感じた。長時間、もっとたくさん、
牧村氏のお話を伺いたかった。


●映画『THIS IS IT

マイケル・ジャクソン、マドンナ、松田聖子…。
80年代が生んだ三大アーティストぶったアイドル。
私にとってマイケルはそんな存在だった。
80年代後半、東京ドームのコンサートにも行ったことがある。
誰かからもらった招待券で。感動なんてする気もなかった。
この映画の前評判が私の周囲で異常に高いので恐る恐る観に行ったところ、
良かった! 長らくつまらない先入観にとらわれていて失礼しましたという
カンジ。ソングライターとしてもパフォーマーとしてもプロです。
プロフェッショナルです。畏れ入りました。


●映画『アバター

仕事関係で3Dがいろいろ話題になっていて、とりあえずこれを観ないと
いけないような状況になっていて…。観ました。観たのですが…、ウ〜ン…。
長い。長すぎる! この半分でいいだろ。
ここまで3Dをこれでもかと見せつけなくても。
どうも私にとって、ジェームス・キャメロン監督の映画は
“冗長”に感じられる。『タイタニック』もそうだった。


●映画『シャネルとチャイコフスキー

シャネルとチャイコフスキーの時代が重なっているとは、思わなかった。
しかもおつきあいがあったとは…。映画を観てみたいと思った。
戦争とかいろんな歴史の必然や偶然が絡んで来る国際大河ドラマを予想した。
が…、単なる不倫ドラマだった。こんなに話が小さいとは思わなかった。
シャネルの5番の香水がどうして生まれたか知ることができたのは
良かったけれど…。