ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

小春日和とマイペース。

tinpan19732008-11-18

天気予報によると、小春日和は今日までらしいので、
思い切り遅く出社することにした。
近くの公園まで走る。紅葉がかなり進んでいる。
いつもストレッチをするスペースには、
落葉がマットになっていた。


30分走る。30分走りつづけることが今の僕には大切なこと。
走り終えた清々しさと、秋の終わりの陽ざしの爽やかさ…。
気持ちいい。これを感じたくて、今日午前中仕事を休んだのだ。


家に戻り朝食にする。友人のイタリア土産の生ハムと、
先日デリカテッセンで買い求めたパルメジャーノ・チーズがあったので、
サンドイッチにした。
などと、80年代の村上春樹氏や田中康夫氏のテイストで書いてみるのも
悪くない。それには音楽が欠かせない。


CDプレーヤーの電源を入れ、ターンテーブルに乗っているCDを
そのままプレイする。♪♪♪〜
バッファロー・スプリングフィールド「Mr. Soul」が流れ出す。
『AGAIN』だ。悪くない。
この秋、アメリカの音楽をよく聴いた気がする。
湿気のない乾いた季節の、とくに日中は、アメリカン・ミュージックが
聴きたくなるようだ。米沢を旅したときも口ずさんでいたのは、
ドゥービーやキャロル・キングだったりしたし、
そう言えば先日キャロル・キングを聴きに行ったのだった。


吉田美奈子×渡辺香津美『NOWADAYS』、
矢野顕子『akiko』、最近この2枚を購入した。
ブライアン・イーノデヴィッド・バーンの30年ぶりの共作という
音源も届いた。12月には、YMO名義で今年イギリスとスペインで
演奏したLive音源が発売されるらしい。


新譜を鑑賞する時空間は、最近は完全に朝の通勤電車になっている。
夜は酒を飲んでタクシーだったり、電車で帰るときも
疲れているので新譜でなく愛着のある旧譜を聴くことが多い。


『NOWADAYS』について記すのは、
明年一月のお二方のLiveを聴いてからになるのだろう。
『akiko』はどうしよう? 先日のNHK『SONGS』を観て、
このアルバムが“『Japanese Girl』の再来”のように思えて、
すぐさま買い求めた。感想をまとめるのはやはりLiveで聴いてからにしたい
なあと思いつつ、12/14は予定があるんだよなぁ。


音楽を聴くこと。ここに記すことが、
義務のようになるのは良くないし、つまらない。
そんなわけで、しばらくはスローペースで、続けてまいります。
走り続けるにはペース・ダウンも必要と、
今朝も思った次第です。