ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

酒と仕事とLiveの日々。

tinpan19732008-10-19

慌しい一週間、束の間に音楽があった。
ここに書き留めておかないと
何を感じたかさえ忘れてしまいそうな日々なので、
今日は備忘録代わりに記そう。


水曜日、ようやく時間ができて
amazonでCDや本をいくつかまとめて注文。
豪華ブックレットに負けて竹内まりやベストを。
吉田美奈子渡辺香津美、日野晧正らが参加の
Tim Riesプロデュースのストーンズ・カバーも。
渡辺香津美×吉田美奈子のデュオ・アルバム『NOWADEAYS』は、
なぜか発送が11月上旬予定となっていた。
あれ? おかしいな? そんなに発売先だっけ?
と思いつつ購入ボタンを。後で調べてみると15日発売だった。
それほど数を見込めない新譜の、発売日以後の対応はこんなものなのですね。


キャンセルして山野楽器で買おうかと思ったけれど、
面倒なのでそのまま。どうせならということで、
以前から買っておこうと思っていた、私の高校時代の愛聴盤
渡辺香津美『KILYN』『KILYN LIVE』を注文。
それから、1989年の最初のCD化のとき買ったため、
音がイマイチなので吉田美奈子『TWILIGHT ZONE』の最新ソニー音源を
注文(のはずが、届いたらBMGビクター盤だった! ショック!)。
『NOWADEAYS』といい『TWILIGHT ZONE』といい、ちゃんと
確認してから買わなくては…とちょっと反省。


木曜日、大貫妙子Liveで有楽町・東京国際フォーラムへ。
いつ以来だろう? アコースティック編成の大貫さんLiveは。
林立夫D、吉野弘志B フェビアン・レザ・パネpf、金子飛鳥ストリングス
という編成でここ数年は続けていらして、この編成のままアルバムを
録音したりして、すっかりまとまりあるバンドのような音がした。
アコースティック編成に「バンド」はおかしいか?「オーケストラ」か?


お馴染みの曲は、ほとんど演奏してくれた。
最も印象的だったのはアンコールの「ベジタブル」かな。
とくに、イントロのストリングス。
1985年・春に発売されたレコード音源の坂本龍一アレンジによる
シンセサイザーのストリングスも「80年代ド真ん中」な音がして
いいけれど、こうして実際のバイオリンやチェロらが奏でる
あのイントロのフレーズも“いと をかし”だった。


金曜日は飲みまくった。


そして土曜日、吉田美奈子×倉田信雄×河合代介「CUBE」の
Liveを聴きにSTB139へ。今回も選曲・演奏Goodで楽しかった。
「RIM」の詩がなぜか心に響いて…。
以前に「携帯の絵文字が自由の証〜」にまつわるあれこれをここに
記した覚えがあるけれど、今日はそこから先、
「ショーウィンドに移る、はるか先の季節へ誘う服を着た
 マネキンには、この街がどう映るのだろう?」というフレーズに
(実際の詩のフレーズとは異なります。もっと流れが自然なはず)
グッときた。というか、ここのフレーズがすごいな。
一度歌詩をじっくり読もうと思って、発売から2年半が経ってしまっている。


CDの歌詞カードと雑誌と文庫本を読むのがおっくうになっている。
眼鏡を作ったのだが、会社の机の中に置きっぱなしにしている。


明日日曜日は、年末にかけてのLiveスケジュールを経てよう。
11月はキャロル・キングに行く。
ジョアン・ジルベルトも行けるはず。
12月はジュリーのドームに行く。
美奈子さんもバンドと河合さんとのデュオに行くだろう。
キリンジのサンプラザは先行予約、外れてしまった。
矢野顕子の今回のさとがえるは行っておくべきだ。
NEWアルバムも聴かなくちゃ。
上原ひろみも行きたいな。


年末にかけ、仕事に、酒に、Liveに、慌しい日々がつづく。