ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

林檎のリストラ〜脱構築と再構築の話〜

tinpan19732007-12-25

金曜日、飲み会が続いて胃腸が疲れたので、
この日の会はパス。予定していなかった
吉田美奈子&河合代介Liveを聴きに
目黒ブルース・アレイへ。


今年は何回聴くことができただろう。
季節が変わるごとに歌声を聴いた気がする。
こちらも取り立てて身構えることなく、自然にリラックスして
吉田美奈子さんのLiveが楽しめたことに感謝。
90年代半ばぐらいまではLiveの絶対数が少なくて、
スケジュール調整に、チケット入手に、Live当日も…、
とにかくキンチョーした。一挙手一投足、いや一瞬たりとも
聴き逃したくなく全神経をシューチューしたものだ。


年明けに発売される細野晴臣トリビュート第2弾に収録される
松田聖子ガラスの林檎」カヴァーを、このLiveでひと足早く披露してくれた。
いや、スゴかった。
松本隆氏の詞、細野晴臣氏の曲による原曲が異次元に飛躍したカンジ。
リストラ、リストラクチャリング、再構築…。
いや「脱構築」って、こういうことを言うんじゃないだろうか。


週末は、神戸・大阪へ。
中之島堂島川側の堤防が工事中だった。
水の都・大阪を象徴するエリアが生まれ変わる。
これは、再構築だろうな。


連休明けの今日。ある資格試験に合格した。
たいした資格ではないが、この2年、週に2日なり早起きして
取得のためのレッスンを受けたことが身を結んだ。
会社からのリストラに備えて、自分をリストラクチャリングした
というのは冗談として、「リストラ=人員削減」という意味で
変に省略して使うのでなく(最近、略語がことごとくカッコ悪い)、
リストラクチャリング=再構築」として使ってあげたい言葉だ。
兎にも角にも、自分へのいいクリスマス・プレゼントになった。