ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

ティン・パン・アレーのDNA。

tinpan19732007-07-15

Yellow Magic Orchestraの京都東寺でのLiveを
高校1年生の娘さんと親子で鑑賞された方がいる。


ウラヤマシイ。
YMOを観たという行為もそうだが、
親子で観たということが、特に。


自分が現在の子供の年齢のときに夢中だったものを、
子供といっしょに観る・聴く・感じる。


なんと贅沢で情緒的な行為だろう。
学校の先生の資格を定期的にメインテナンスする云々よりも、
こういう機会を増やしていくことが、
美しい国づくりには大事なのではないだろうか。


私が敬愛するティン・パン・アレー周辺の音楽家の方々は、
音楽という活動を通じて、
「既存の価値に対する異議申し立て活動を
 継続的に行っている」
から好きなんだと思う。


音楽という形式を通じて、
「ちゃんと生きなさい」
「自分で考えていいと思ったことをしなさい」
「周りがそうするからじゃんく、自分の頭で考えなさい」
「季節の変化に、気象の変化に、目を耳を澄ませなさい」
「一日一日、その時その時を大切にしなさい」
と言われている気がする。
励まされ、肩を押されている気がする。


ホソノさんは還暦を迎えられ、
(7月9日でしたね。たしか。おめでとうございます)
お孫さんはたしかもう6歳になられ、
時は流れ、環境や状況は変化する。


二週間後かな。日比谷野音でのライヴは。
例によって「ぴあ」の先行予約はダメだったけれど、
何とか行くことができるようになりそうだ。


晴れてチケットが入手できたら…。
そうだな。事前LiveレポートにでもTryしてみよう。
見る前に、見た事を書く。
期待の裏切り方、ハズシの美学に長けた
細野晴臣さんを見習って。