ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

週末の目。

tinpan19732007-03-05

金曜日、やっと本屋に行けた。
会社の近くにも本屋はあるけれど、『ADLIB』も置いていない。


雑誌『レコードコレクターズ』最新号で紹介されていた
『クロニクル・シリーズ ジャパニーズ・シティ・ポップ』 木村ユタカ監修
『NICE AGE YMOとその時代1978-1984田山三樹編著
といった音楽書籍をチェックしたくて、
夜遅い時間にABC(青山ブックセンター)六本木店を訪れた。
ABCなら、きっと、ある。


数年前、大滝詠一氏の書籍『GO GO NIAGARA』が復刻された日も、
六本木駅上あおい書店には見当たらず、
店員に尋ねたところ「取り寄せ」とのこと。
歩いて数分のABCに行ったら、ド〜ンと平積み。


久々に訪れたABCはレイアウトがちょっと変わっていて、
音楽関係の書籍が奥まった場所に置かれていた。
でも、しっかり、希望の本は在った。


『クロニクル・シリーズ ジャパニーズ・シティ・ポップ』、
これは牧村憲一氏と吉田保氏のインタビューや、
1975年の細野晴臣氏、鈴木茂氏のインタビューが再録されているので
(さすが! シンコーミュージック
迷わず購入。


『NICE AGE YMOとその時代1978-1984』、
これは数年前、YMOソニーから再発されたとき、
3枚以上購入すると貰えた特典本とほとんど内容が一緒だったので
購入せず。


じっくり棚を見渡すと、小坂忠氏が著された書籍が置いてあった。

『まだ夢の続き』と題されたその本、
奥付を見てみると発売は昨年12月。
坂本龍一氏の御尊父が編集者として在籍されていた出版社・河出書房が
版元である。
パラパラ眺めてみると、巻末には昨年実施された細野晴臣との対談も
掲載されている。これも購入。


週末、片道1時間半、往復3時間ほど電車で移動する
用事があり、その車中でおおかた目を通した。
窓の外の風景が一気に春めいて、梅の花や菜の花に目を奪われたり、
ここのところの激務で、しばらく目を閉じてしまったりしたけれど。