ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

第2回“オヤジたちの放課後”

tinpan19732006-12-07

8ヶ月ぶりかな。
http://d.hatena.ne.jp/tinpan1973/20060413
“オヤジたちの放課後”第2回の宴が
昨夜催された。


参加人数が1人増え、今回は6人。
私が所属する会社にいる/いた人間の集い、
次回はさらに増えそうだ。若い世代にもフォロワーはいるらしく、
はつぴぃえんど(はっぴいえんど)、ティン・パン・アレーYMO
影響力の大きさを改めて感じた。


オンガクにこだわりを持つ人びとは、若かりしころ自ら
オンガクを作り演奏した経験を持つことが多いらしく、
昨夜は参加者2人からそんな音源を聴かせてもらった。


1961年生まれの某氏は、高校時と大学時の自作曲を。
カラオケに行ったとき「歌が上手いなぁ」と思っていたのですが、
ナルホド若かりしころからヴォーカリストとして活躍されていたのですね。


1954年生まれの某氏は、大学時の自作曲を。
ミカ・バンドもシュガー・ベイブもONタイムで観たり聴いたりしたことが
あるらしく、そのデモ・テープもカッコよかった。
センチメンタル・シティ・ロマンスっぽい音がした。


センチといえば、先日のPied Piper Days Vo.19で、
オーリアンズ“Dance With Me”をカヴァーした映像を拝見した。
それが良くて、この間Book Offを覗いたら原曲があったので
迷わず買い求めた。


この爽やかなメロディーがいい。
これをアコースティック主体で演奏しているのが新鮮だ。
ジグゾー「スカイ・ハイ」や
アラン・パーソンズ・プロジェクト「アイ・イン・ザ・スカイ」のような
解釈でのアレンジも可能だと思うが(メロディーが似ている)、
そうじゃない、このアコギ(ですよね?)のカッティング主体の編曲が
いいなと思った。


オンガクを聴く。歌う。作る。奏でる。
その行為を楽しむのに、年齢は関係ない。
人様に聞いていただくという前提がなければ、技術も関係ない。
と、この一年で思えるようになった。


年が明けたら、土日のどちらかを使ってキーボードを習おうか
と思い始めた。独学でコードを学び、自己流で弾き語っていた
若かりし頃をちょっとだけ進化させてみたい。
いや、オンガクに関するあらゆることを経験してみたい。
自分が憧れたあの人たちのように。
と、思っているのだと思う。たぶん。