ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

パラノでAlcoholicな週末。

tinpan19732006-12-04

金曜日、ル テアトル銀座
阿木耀子プロデュース『曽根崎心中』を観に行く。
近松門左衛門の世界をフラメンコで表現した舞踏劇。
ある方からチケットをいただき素晴らしい席で拝見することができた。
ありがとうございました。最後に音楽監督・宇崎竜童氏の弾き語りも聴くことができた。
その後、月島の魚料理から始まり、4〜5軒飲み歩いた。家に着いたのは朝6時。


土曜日、ケンウッド丸の内『Pied Piper Days Vol.19』へ。
ランディ・ニューマン、ライ・クーダ、リンダ・ロンシュタットのLive映像が印象的だった。
丸の内界隈、有楽町国際フォーラム等ができ、
自分の中でドイツのビジネス街っぽいイメージだったのだが、
あの映像でニューヨークのマンハッタンにいるような気になった。


細野晴臣さんのクラウン時代のコンピの発売が2/7延期になるのを知る。
そして大貫妙子さんのRCA作品がリマスター、ボーナス・トラック、ブックレット付で
12/20発売になることも。知らなかった。内容を吟味して何作品か予約しよう。
それにしても、大貫さんの公式ホームページでは何のアナウンスもない。
おそらく以前所属していたレコード会社の再発なので、
ホームページを管理している現レコード会社が冷たいのだろう。
あのホームページ。更新も滞りがち。公式を名乗る資格があるのだろうか?


前夜の酒の影響か、途中で気分が悪くなり、終了とともに早々に退散。
いいトシをして朝6時まではマズかったなぁ。


日曜日、六本木の某ライヴ・ハウスへ知人のLiveを聴きに行く。
EWFやスティーヴィー・ワンダーをSAXをフィーチャーして聴かせるバンド。
インスト、いやSAXがヴォーカルというカンジで面白い。
“What’s goin’ on”“We’re all alone”代わりに歌ってしまおうかと思ったりした。
それにしても、ホーンの音というのも私にとってニューヨークを想起させる。
窓から見えた六本木の夜景が、ニューヨークに見えた。
Live後、友人たちと一杯。日曜日なので軽くのつもりが
結構深くなり、最後はラーメンまで。


以上、音楽に、アートに、
パラノイアに一貫性や統一性なく
多量のアルコールとともに接した週末。


来週の日曜は、吉田美奈子 with 倉田信雄、河合代介 @STB 139だ。
久々にアルファ時代のバラード“Back in Town”“Morning Prayer”が聴きたい。
編成的にも「有り」だと思うのですが…。
六本木がニューヨークになる。私にとっての極めつけだ