秋の夜の愚。
AORの件、
TOTOだエア・プレイだボズだと、
西海岸で考えていましたが、
さきほど駅から家に歩きながら、
すっかり涼しくなった夜を感じながら、
思いました。
東海岸にします。
ニュー・ヨーク、この都市をテーマにした
カッコつけた詞にTRYさせてもらいます。
このプロジェクトが立ち上がったとき、
スティーリー・ダンについての想いを皆で記し合ったと思います。
私にとってSteely Danの入口だったのは、
Donald Fagen ”The Nightfly” (1982)。
松任谷正隆氏に、
「これで世界のレコーディング技術が、またひとつ進化することでしょう」
と言わしめた(出典忘却、こんなニュアンスの発言なりコメントだった
と思います)、圧倒的に音がいい作品。
山下達郎氏に、
翌1983年『MELODIES』発売、その3曲目のタイトルを
「“ナイトフライ”だとドナルド・フェイゲンになっちゃうから“夜翔”にした」
と言わしめた(すみません。こちらも出典忘却)、圧倒的に詞・曲がいい作品。
明らかに音楽史に残る名作。
私にとって、四半世紀に及ぶ、カッコイイの代名詞。
この1曲目「I.G.Y」の音数に言葉を乗せる
という暴挙に出てしまおうと思います。
スコット・フィッツジェラルド『マイ・ロスト・シティ』、
J.マキナニー『ブライト・ライツ・ビッグ・シティ』、
このあたりの小説世界を言葉にしてみたい。
秋の夜長、灯火親しむ候…、
私は暴挙に出ることにします。