ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

勝利の美酒に酔う国は?

tinpan19732006-07-06

ドイツがアルゼンチンを
接戦の末下したあたりから
思い始めた。


そのドイツをイタリアが破った
あたりから確信しだした。


だから、フランスがポルトガルに勝つのは、
じゅうぶん想定できた。


今回のW杯は、ワインなんだ。
ワインの味で勝敗が決まる。


ドイツはリースリングというぶどう種の白ワインが有名である。
アルゼンチンはマルベックというぶどう種の赤ワインが名高い。
「どちらかを選べ」と言われれば、私にとっては究極の選択だ。
ただ、この梅雨時の気候を考えると、冷えた白を選びたくなる。


イタリアはドイツより緯度が南、気候は温暖。
赤用、白用、さまざまなぶどう種がとれる。
トスカーナ地方の「キャンティ」や、
ピエモンテ地方(冬季五輪が開かれたトリノ市があるところ)の
バローロ」「バルバレスコ」など評価の高い銘柄のワインがつくられる。
イタリア・ワインとドイツ・ワイン、「どちらが好き」と問われれば、
選択肢の多さでイタリアに軍配が上がる。


同じことはフランスとポルトガルにも当てはまって、
先日飲んだポート・ワインはなかなか美味だったけれど、
やっぱりフランスの奥深さには及ばない。


というわけで、イタリアとフランスの決勝。
味わい深い闘いが繰り広げられるはず。


最後に勝つのは…、
ボルドーブルゴーニュを擁するフランスだと思います。


以上、予想が当たったら、おいしい
勝利の美酒を飲ませてくださいね。