ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

ティン・パン・アレーを訪ねるつもりがNight Walker。

tinpan19732006-04-11

今日の更新のために、
ティン・パン・アレーを訪ねて〕第4回
を、CBSソニー六本木スタジオにしようと
跡地の写真を撮るために、会社からてくてく
と歩いていた。


ウソ。ほんとは、4/12発売の雑誌『Quick Japan
が、六本木ABCならもう買えるとの情報を
キャッチして、六本木交差点に向かって
歩いているうちに、旧CBSソニー六本木スタジオ
跡地(ライヴハウスPIT INNもここでした)を
通りがかったとき、Weblogのことを思い出して、
とりあえずケータイで写真を撮ったのでした。
(画像参照。ヘタで申し訳ない)


春の夜、天気は雨。歩いているのは、外苑東通り
流れてくるメロディーは、「Night Walker」でした。
1983年の松任谷由実さんのアルバム『REINCARNATION』収録。
先日の桜の満開宣言のときの千鳥ヶ淵「経る時」もこのアルバムの曲。
このアルバムはたしか大学一年の春先に発売されたので、
春の桜とか、春の雨とか、諸々の映像とワンセットになっている
楽曲が多いのだと思う。


♪次々消えて行く店の灯り 心を駆り立てるシャッターの音

ペイヴメントは夜更けの通り雨 みんな急ぎ足
 孤独のドアを叩き合いはしない

ペイヴメントは夜更けの通り雨 人もネオンも
 蒼い蒼い河を流れて行く


ゼッタイ、イヤ、どう見ても、描かれている風景は、
外苑東通りの六本木から飯倉片町にかけて。
この通りに面している曲数15万曲のカラオケBOXで、
雨の外苑東通りを見下ろしながらこの曲を
ある女性に歌っていただいたことがあるのだが…
いやはやマジで名曲だった。


というわけで、CBSソニー六本木スタジオのお話と、
Quick Japan大瀧詠一×山口隆対談と吉田美奈子インタビューの
感想は、別の機会に。


すべて、今日の、春の雨のせい。ということで。
(つづくらしいね。この雨が。しばらく…)