ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

I love me.

tinpan19732007-01-18

不二家
唯一無二、オンリー・ワンであることを
名前で表明している会社が揺れている。


権威や権力から腐敗が生まれ、
独占や寡占から堕落が始まる。


世界でひとつだけの花
であることより、
路傍の石
であることを自覚するほうが、
2007年らしいのではないだろうか?


1/7朝日新聞「モノサシ探し⑥文化の現場から」によると、
現在は病的に自己愛が肥大した時代らしい。


あの神社への参拝を、個人の問題とした前首相。
人の心はお金で買えると言った元・ヒルズ族。、
自分探しの旅をする元サッカー日本代表


閉じている、心が。開かれていない、世界に。
ボクたちのblogやmixiへの関わり方や、
そこで築かれた人間関係も、ものすごく特殊というか、儚いというか…。


世界の中心で愛をさけんだとしても、
とっても半径が短くて。
中心が、この…くらい、いや毛穴や汗腺くらい
いっぱいあるような気がする。


自分と周囲との距離をどうとるか?
自我に目覚めてから人間は、考えつづける動物なのだと思う。


その距離感を問いつづけたくて、
コミュニケーションを志向し、
広告を志した。
はずだったんだよな。そういえば。ボクは。


とりあえず、
アンチ「世界にひとつだけの花」SONGを
聴きたい気分だ。2007年のはじめ。
ワン・アンド・オンリーの音楽家である、あの人に書いていただきたい。


自分なんて、ただの野に咲く名も無い花にすぎなくて、
自然の前じゃあまりに無力で。


不二家の件が公になったのも内部告発だろう。
現実は○チャンくらい奇なり。
怪文書とかあふれているんだろうな。世の中には。きっと。


私が…、私が…。
オレが…、オレが…。
に疲れています。今。ものすごく。