ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

いっぱい なのに もっと ほしい

tinpan19732007-01-11

iTune 容量まだまだあるけれど
PCのハードの空きがもういっぱい


ボクのiPod、容量40GBなのに、
5GBほどリッピングしたところで、PCが音をあげた。
外付けのハード・ディスク・ドライブを付けるくらいしか
方法がないみたいだ。ITとAVは、やっぱり水と油?
リッピング専用マシンがないだろうか?



タンスの中 もういっぱいなのに 欲しい
もっと欲しい でも 本当はさびしい


これは、矢野顕子「GREENFIELDS」。
分衆だ!少衆だ!と騒がれだした80年代半ば。
大衆社会の成熟化を、消費社会の高度化を、
これほど端的に表現した言葉があるだろうか。



ある晴れた冬の朝 おじいちゃんがいて
セーターの色に飛び込むと 


細野さんのグランドファザーSONGには期待したいが、
アッコちゃんの歌には84年におじいちゃんが登場している。
お爺ちゃんなのか? お祖父ちゃんなのか?
読解は困難だが…。



Talk about Talk abou Talk about the GREENFIELDS


この部分のコーラスは、山下達郎氏。
この曲が収録されているアルバム『オーエス オーエス』の
ジャケットは篠山紀信氏撮影。
お葬式にも使えるようなカットを…ということだったらしい。


「GREENFIELDS」、矢野顕子を象徴する名曲であり
『オーエス オーエス』、矢野顕子を凝縮した名作である
と思う。