風街ワルツ
あなたが通ったあの渋谷のカフェ
あの詩が生まれた場所
あやかり私も言葉を紡ぐ
あこがれの風の街
あなたが学んだ青山の校舎 (いつしか歩いた青山通り)
通り数本隔てた地に (いくつか店は変わり)
ヒルズという名のビルが建つ (いまではヒルズに多くの人が)
賑わう風の街 (行き交う風の街)
あなたが結んだ三つの街
時代や世代が変わっても
気品や気高さ変わりやしない
愛しき風の街
あなたが生まれたあの麻布の家(生まれたあなたの麻布の家)
今では道路が走る (移ろい今では道路に)
近くの酒場で今宵もワインを (裏手の酒場で今宵もワインを)
麗しき風の街 (うたかたの風の街)
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予告通り、今日は「テネシーワルツ」の音数で
題して「風街ワルツ」を。
あの方のご出身小学校がイマイチ特定できないため
(私の記憶力いや忘却力のせいですね)
当初書いたものが事実と異なる可能性があるので、
それならば「あ」「い」「う」で語頭を揃えようと
思いました。
風街=麻布、青山、渋谷を
カントリーで料理しようとする姿勢自体は
十分有りだと思うのですが…。