ティン・パン・アレーのSIDEWAYS

季節が流れていく。音楽が聴こえてくる。

ニッポンは、墨絵の国だった。

tinpan19732006-09-07

今日は、作詞ごっこ、一回休み。


先週木曜日(8/31)、羽田から
関西に向かって飛行機に乗った。


朝早い時間、漂い始めた秋の気配のせいだろうか。
離陸してすぐ窓から半島が見えた。
房総半島? 三浦半島? 伊豆半島
いかようにも解釈できるのだけれど、
とにかく見えたんです。墨絵のように。半島の風景が。
黒というより深い緑のモノトーンが、光に煌めいていた。
秋近いため湿度も下がったのだろう。かなりクリアに見えた。


8割、いや9割近くが山々の深い緑だった。
間のほんの狭いスペースに建物が見えた。
まだまだニッポンはだいじょうぶだと思った。
人口が増えたと言っても(最近は減少に転じたらしいが…)、
温暖化が進んだと言っても、まだまだ自然の敵じゃない。
そのくらい自然の偉大さを感じる絶景だった。


夏の終わりの、晴れた朝の、輝く光と深い緑のモノトーン。
墨絵の国から。


ミカ・バンドが再発されるらしい。
1974年、オイル・ショックの後に『黒船』は生まれた。
いま、また、石油価格は上がっている。
石油が上がるとミカ・バンド゙の名作が生まれる?
発売される(?)新作が楽しみだ。


1989年、バブル絶頂期に『天晴』は生まれた。
いま、また、景気は回復基調といわれている。
経済が上向くとミカ・バンドは再結成する?
カエラさんを迎えたLiveが楽しみだ。


あ、そうそう、タイムマシーンに乗りました。
大阪USJの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パビリオン(と言うのだろうか?)で。